Karabiner-Elementsでカーソルキーを独自マッピングする

そうだカーソルキーを捨てよう 自分は91キー配列のREALFORCEキーボードを愛用しています。テンキーが除かれたコンパクトで打鍵感の大変良いキーボードです。しかしホームポジションから若干離れた右下の位置にあるカーソルキーへ指を運ぶのが意外と面倒なことに気がついてしまいました。 そこでKarabiner-Elementsを使い独自のキーマッピングを登録することで、カーソルキーを卒業しようと決意しました。Karabinerのカスタマイズは扱いが難しそうに見えて意外と使いやすかったので少しまとめてみたいと思います。 準備 公式からKarabiner-Elementsをダウンロードします。Karabiner-Elements.appは設定の変更に、Karabiner-EventViewer.appはキーコードの確認に使用します。 設定 Ctrlキーをプレフィックスにして上下左右に移動出来るキーマッピングを登録していきます。下表のキーマッピングはHHKBを意識したものですがお好みで変えてみて下さい。 <Ctrl... 御覧になる | 御シェアする

Dockerfileでホスト側の環境変数をコンテナで使う〜envsubstコマンド〜

envsubstコマンド 認証情報をソースコードに載せるのは情報漏洩に繋がるため、必ず回避すべき脆弱性です。envsubstコマンドを使うとDocker... 御覧になる | 御シェアする

Re:ゼロから始めるAWS CLI生活

速い・自動化出来る CLIでAWSを操作するメリットは無駄が少なく速いこと、そしてスクリプトで自動化出来ることです。こちらではAWSリソースへのssh接続を半自動化しましたが、その他のリソースもCLIで扱えるようになるといざという時に役立ちます。 初めのうちは覚えるのが億劫かもしれませんがどんな事が出来るかを把握しておくだけでも大分変わります。とうい訳で覚えておきたいAWS... 御覧になる | 御シェアする

nkfコマンドでOS差を意識せずにスクリプトを作る

はじめに 以前改行の文字コードの違いが原因でWindowsで書いたシェルスクリプトがLinuxで動作しなかった。そして原因解決に多大な時間を掛けてしまったという記事を書きました。(その時は改行コードに加えてファイルフォーマットにも問題がありましたが) 以前はVimでsedを利用して改行コードを置換していましたが、もっと良い方法があることに気が付きました。それはnkfコマンドです。nkfコマンドならいちいちVimでファイルを開くことなく変換が出来て、更に改行コードや文字コードの確認も簡単です。 今回は備忘録をかねて頻度の高いnkfの使用法をまとめておきたいと思います。 符号化文字集合と符号化方式(文字コード) nkfコマンドをまとめる前にまずは文字コードへの理解を軽く整理しておきます。 符号化文字集合とはあらゆる文字に対して数字を振って区別するための規格です。キャラクタセットと呼ばれることもあります。「JIS... 御覧になる | 御シェアする

cronとAppleScriptでブラウザからリンクアクセスするダイアログを定期的に表示する

はじめに 今回はAppleScriptとcronを使い、定期的にあるサイトへのリンクへのアクセスを促すダイアログを表示させるスクリプトを作成したいと思います。 イメージとしては時間になると下の画像のようなダイアログが自動で表示されて、ボタンを押すと設定しておいたサイトへアクセスさせるという仕様です。 AppleScript作成 AppleScriptとはMac... 御覧になる | 御シェアする

Octotreeを使うとGitHubが便利になる

はじめに 普段仕事なりプライベートなりでGitHubを使っているかと思いますが、GitHubでソースコードを閲覧するのに不便を感じたことはないでしょうか?例えば何か一つのファイルを開いたとして、別のファイルを開きたいと思った場合そのページを離れて別のファイルの場所まで遷移する必要があります。もしくは別タブで開くこともあるかもしれませんが、その方法だと参照したいファイルが増えるにつれてタブの数も増えることになってしまいます。 そんな時に便利なChromeの拡張機能があります。Octotreeという拡張機能をChromeにインストールすると、エディタやファイラーの様にディレクトリツリーをブラウザ横に表示してくれて、クリックするとフォルダを展開したりファイルへ移動してくれるものです。 Octotree設定方法 全般 まずはChromeウェブストアから「Octotree」を追加して下さい。無料版でも十分に便利ですが有料だと更に検索などの機能が追加されているみたいです。 今回は例としてこちらの「faker-cli」というパブリックリポジトリを見てみます。下の画像の左側の様にディレクトリツリーが表示されているかと思います。 ちゃんとプルリクを見る時にも反映されています。凄い。もしかするとOctotreeからGitHubへのログインを求められるかもしれませんが、その時はログインすると見れます。 GitHubでのアクセストークンが必要な場合 エンタープライズGitHubを利用していたり、チームの運用方針によってはHTTPSでのGitHub認証の際にパスワードでの認証を許可しておらずアクセストークンの発行・利用を義務付けていることがあるかもしれません。普段秘密鍵公開鍵を作成・登録してSSH認証を行っている場合は馴染みがないかもしれません。 その場合は「Settings」→「Developer... 御覧になる | 御シェアする

fzfとAWS CLIとjqを使って踏み台から簡単sshする

はじめに 一般的な構成ならセキュリティを考慮してサービスを動かすホストには踏み台からしか接続出来ない制限を掛けている筈です。その結果サービスホストの細かい調査やチューニングを行いたい時には、一旦踏み台ホストに接続してから狙いのホストに接続する必要があります。 この作業はメンテナンス中は結構頻発しますし、サービスが増える程多くなります。今がまさにそんな状態ですので、これを機にスクリプトを作っておきたいと思った次第です。fssh(仮)とコマンドを入力すると踏み台から接続可能なホストの一覧が表示されて、その中から一つを選択するとsshでログインが可能という様な仕様のスクリプトを作りたいと思います。 準備 スクリプトを紹介する前に準備を整えていきます。ちなみに踏み台及びログインする各ホストはAWSを想定しています(AWS... 御覧になる | 御シェアする

Vimとsedで制御文字を取り除く

はじめに 以前、OSを跨ぐ作業により異なる改行コードが混在してスクリプトが実行出来なかったという事がありました。https://momozo.tech/2019/11/23/fac%e6%94%b9%e8%a1%8c%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%89/ 異なるエディタを使っていたり、変態的なキーマッピング設定を行っているなど、理由は様々ですが意図しない文字コードがソースコードに入り込む現象は意外と多いです。(他には.editorconfigを作っていないとかも考えられますかね。) その結果プログラムが動かず、あげくデバックに何時間も要したなんて悲しい過去が、エンジニアならば心当たりがきっとあるはずです。そこで今回はVimで制御文字を調査してsedで簡単に除去する方法をまとめたいと思います。 Vimによる制御文字の調査 まずはVimで制御文字を調べる方法です。制御文字の一覧はWikipediaが簡潔でリファレンスに丁度いいです。 Vimにおける制御文字の入力方法は挿入モードで<Ctrl... 御覧になる | 御シェアする

先頭にシバンを挿入するVimスクリプト

シバンとは まずシバンとは下記の様なシェルスクリプトの先頭行に記述するインタプリタの指定の事です。 #!/bin/sh ※シェルスクリプトが後ろに続く 自分も難しい事は分かりませんが、そのシェルスクリプトがどのシェル上での実行を想定しているのか明記する為のものだと思っています。 TL;DR シバンを先頭行に挿入するVimスクリプトを書いてみます。Exコマンドラインから:Shebangと実行すると、現在開いているバッファの先頭行にシバンが追加される仕様です。 "... 御覧になる | 御シェアする