レジスタについて レジスタはヤンクや削除を行った際に対象の文字列を保存しておく領域のことを指します。細かい説明は省きますが、デフォルトで保存される「無名レジスタ」や直近の削除したものがスタックされていく「番号付きレジスタ」、クリップボードと連携される「クリップボードレジスタ」など色々なレジスタが存在します。 :registersか:regのExコマンドでレジスタの一覧を表示することが出来ます。またヤンクやペーストをする際に各レジスタを指定することで狙ったレジスタに保存したり、ペーストすることが出来るのです。 fzfで参照したい 一見便利そうなレジスタですが種類が多過ぎてどこに何を保存しているのか分からなくなることがあります。という訳でfzfと組み合わせてレジスタを曖昧検索で参照して貼り付け出来るようにしたいと思います。 fzfが何か分からない方はこちらをご覧下さい。 最終的に下図の様なものになります。 ※この後作成するコマンドを実行するとレジスタの検索窓が表示されて選択すると貼付けされるイメージ Vim... 御覧になる | 御シェアする
タグ: fzf.vim
Tips Of Vim
fzf.vimとripgrepでファイルと全文を曖昧検索する
fzf.vimとripgrepとは fzfとはGo言語で開発されたコマンドラインで曖昧検索をするためのツールの事です。導入することでファイルやコマンド履歴に曖昧検索をかけて素早く参照することが可能になります。またGo言語で開発されていることは移植性が高くパフォーマンスも高いということになります。 fzfを利用したfzf.vimというVimプラグインがあり、これを利用するとVim内のファイル検索が非常に使いやすくなるので今回導入して使ってみたいと思います。 次にregrepは指定のディレクトリ内のファイルを再帰的に検索するツールです。grepコマンドをリッチに使い易くしたものというイメージです。fzf.vimプラグインと組み合わせることでVimgrepをより使い易くなりますので、fzf.vimプラグインと一緒にインストールしてみます。 ※動作環境はmac... 御覧になる | 御シェアする