CentOS7 LVM 後日談

前回のLVM

前回はディスク3台をフォーマットして、パーティションを作りLVMを作成しました。ですがどうも挙動が不安定です。ソフトをインストールする時などにファイルを保存出来ないエラーが発生してしまいました。

原因として考えられるのは、LVM作成に使用したディスクが以前別のPCにてRAIDで使用されていたものだったのですが、流用する際にRAIDを解除せずにぶっこ抜いた結果、RAIDの悪霊に呪われてしまったからと考えられます。

除霊もといLVM再構築

冗談はさておき対策としては3台全てにゼロマークで上書きすることをまず考えましたが、12TBも容量があると私の環境(ドライブや周辺装置)では6日掛かってしまうことが予想されたので即却下しました。

そこでどうしたかといいますと潔くOSを再インストールしました。
最近のCentOSのインストーラはインストール時にGUIでLVMのパーティションを自由に構成設定が出来るので、GUI画面で普通に変更したら上手くいきました。
※下記構成結果

[hoge@localhost ~]$ pvs
PV        VG     Fmt  Attr PSize   PFree
/dev/sda1 centos lvm2 a--  <3.64t  0
/dev/sdb1 centos lvm2 a--  <3.64t  0
/dev/sdc2 centos lvm2 a--  222.57g 4.00m
/dev/sdd1 centos lvm2 a--  <3.64t  0

[hoge@localhost ~]$ vgs
VG     #PV #LV #SN Attr   VSize  VFree
centos 4   3   0   wz--n- 11.13t 4.00m

[hoge@localhost ~]$ lvs
LV   VG     Attr       LSize   Pool Origin Data%      Meta%  Move Log    Cpy%Sync   Convert
home centos -wi-ao---- <11.08t root centos -wi-ao---- 50.00g swap centos -wi-ao---- <7.38g

というわけでひとまずおけとします。下手にCUIにこだわらずGUIに乗っかってしまうのも一つのベストプラクティスだという事を今回学びました。

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