パーティション作成
LVMとは複数のディスクを見かけ上一つのディスクとして扱ったり、あるいは元のディスク数以上のストレージとして扱う事を可能にする仕組みのことです。
まずはディスクをOSに認識させるためにパーティションを作成します。今回はpartedコマンドを使用してパーティションを作成します。
ディスクを起動
$ parted /dev/sda
2TB以上はgpt
(parted) mklabel gpt
パーティション作成
(parted) mkpart primary 0 4000000.000
lvmフラグ
(parted) set 1 lvm on
終了
(parted) quit
PV・VG・LV作成
PVを作成。自分の場合は4TBのHDDを3つなので3回繰り返します。
$ pvs
PV作成
$ pvcreate /dev/sda1
作成されているか確認
$ pvs
VGを作成。
$ vgs
vg01というVGを作成
$ vgcreate vg01 /dev/sda1
作成されているか確認
$ vgs
LVを作成。
vg01の空全てを使用。
$ lvcreate -l 100%FREE -n lv01 vg01
作成されているか確認
$ lvs
VGを拡張。
$ vgs
vg01に2台目hddを追加。
$ vgextend vg01 /dev/sdb1
追加されているか確認。
$ vgs
LVを拡張。
追加した分LVを拡張。
$ lvextend -l +100%FREE /dev/vg01/lv01
拡張されているか確認
$ lvs
こんな感じで更に一台追加することでHDD3台を1つのように扱うLVMを実装しました。