Vimのセッションとは Vimmerの中でもセッションを使っていないもしくは知らないという方は多いと思います。セッションとは開いていたウィンドウと設定を保存しておき、後でセッションを復元することで保存した時のウィンドウレイアウトなどの状況を即座に再現出来る機能です。 セッションという言葉の割にシンプルで便利な機能なので今回Vimのセッション管理についてまとめたいと思います。 Vimのセッションを使ってみる まずは普段の作業さながらに複数のファイル、複数のウィンドウを開いてみて下さい。そうしたら下記のExコマンドを実行して下さい。 :mksession... 御覧になる | 御シェアする
カテゴリー: Vim
【Vim】インデントの見た目を分かりやすくする
VimGolfの答案用紙
はじめに 以前こちらでVimGolfが面白いという記事を書きました。本格的に進めていこうと思うのですが問題数が多いため、学んだことを忘れないよう自分用に解説を残しておきます。 あくまでVim力を高めるためのものでありトップVimゴルファーになるためのもではないので、回答しなかったものや最適解ではないものもありますが悪しからず。どちらかというとその問題を通して知ったVimの知識を残すものになります。 ※何なら役に立つ場面がそんなに無い可能性もあります。 Vimカウントアップ hello-world-vimgolfという問題についてです。Vimにはノーマルモードで数字の上で<C-a>を入力するとcountの分だけ加算する機能があります。ヴィジュアルモードで複数行を選択している場合にg<C-a>とするとcount分増加しながら加算されていきます。これを使うことで配列を簡単に作れます。 減算の場合は<C-x>とします。この問題はこれで解きます。まず50行コピペをして、2行目から全選択でg<C-x>が答えです。 51 51... 御覧になる | 御シェアする
VimmerならVimdiffを使う
はじめに ファイルの差分チェックを行うのに何を使うかはエンジニアなら個性が出る箇所です。「デュフフ」などのSaaSや専用アプリ、あるいはエディタ標準の機能など各々が愛用している差分チェックツールがあるかと思います。 自分は今まで「デュフフ」を使ってきて別段困っているということもないのですが、エンジニアである前に一人のVimmerでもあるということでVim標準のVimdiffを使ってみたいと思います。というわけで今回はVimdiffの使い方をまとめていきます。 ちなみにここではテキストファイルの話をしますが、ExcelファイルだったらWinMerge一択だと個人的に思っていたりします。 Vimdiff使い方 Vim起動時 Vimdiffモードとして起動する場合は下記のコマンドを実行します。 $... 御覧になる | 御シェアする
UltiSnipsでスニペットを登録してVimを効率化
スニペットとは これを読んでいる時点でスニペットが何かを理解している人が殆どだとは思いますが一応説明します。プログラミングをしているとよく書く記述というものがあるのですが、そういった繰り返し書くコードの冒頭部分を入力した時点でサジェストさせるものです。 今回紹介するUltiSnipsというVimプラグインではかなり自由に、そして簡単に独自のスニペットを作ることが出来ます。まだスニペットを使っていない方は是非インストールした方が良いです。 まずはUltiSnipsをインストールします。Vimプラグインのインストール方法はこちらをご確認下さい。UltiSnipsのインストールが終わったら.vimrcに下記を記述して下さい。 UltiSnipsを使う準備 let... 御覧になる | 御シェアする
ghost-text.vimをMac Vimにインストールする
GhostTextとは ブラウザの入力を使い慣れたエディタから入力出来るChromeの拡張機能です。FireFoxにもあります。 VimでGhostTextを使う ghost-text.vimプラグイン GhostTextとVimを連携するためのVimプラグインにはghost-text.vimが存在するのですが、Vimによって互換性の有無が違います。 Mac標準のVimの場合はraghur/vim-ghostの方をインストールして下さい。またghost-text.vimプラグインはPython3を使用するのでPython3をインストールするのと、パスを通すのを忘れないようにして下さい。パスが通っていないと下記コマンドの結果のpython3に「-」が付き非有効化されます。 ※パスが通っている状態 $... 御覧になる | 御シェアする