はじめに
Windowsの定期実行は色々やり方があるみたいですが、タスクスケジューラを使おうかと思います。
今回やりたいのはLinuxでいうcronみたいなことです。(説明割愛)
アラートを出すスクリプトを作る
次のようなstand_up.vbs
を作成します。
' メッセージボックスを表示する
Dim objShell
Set objShell = CreateObject("WScript.Shell")
objShell.Popup "窓を開けて換気しましょう!ついでに水分補給も!", 5, "起立", vbOKOnly + vbInformation
' 10秒後にメッセージボックスを閉じる
WScript.Sleep 10000 ' 10秒待機
Set objShell = Nothing
スクリプトを呼び出すバッチを作る
先程のvbsを呼び出すstart_stand_up.bat
を作成します。
@echo off
start "" /B cscript //nologo "C:\Users\623\Desktop\stand_up.vbs"
exit
タスクスケジューラからvbsを実行すると権限まわりの設定が面倒だったので、
「タスクスケジューラ」→「バッチ」→「vbs」という構成にしています。
タスクスケジューラを設定する
全般設定
「タスクの作成」から次のような設定を行います。
「最上位の特権で実行する」はチェック外してもいいかもしれません。
トリガー設定
「トリガー」→「新規」から定期実行の設定を行います。
操作設定
「操作」→「新規」で先程作成したバッチファイルを登録します。
条件設定
設定
設定は以上です。
これで1時間おきにアラートが表示されるようになったと思います。
終わりに
デスクワークの人は立ち仕事の人と比べて、運動不足になりがちなのですが、1時間おきに立ち上がることで新陳代謝が向上するそうです。
また、1日2Lの水を飲むことも代謝・保湿の観点で効果があるそうです。
しかし水分補給は一度に飲んでも吸収されずに排泄されてしまうため、1時間おきに摂取するのが良いそうです。
またこまめに窓を開けて部屋を換気することで、部屋にほこりが溜まりににくなります。
という3点を解決するために今回のようなタスクスケジューラを作成してみました。
何かお役に立てたら幸いです。