はじめに
表題の通り、Macに標準でインストールされている「ミュージック」アプリの設定について話したいと思います。
長いことMacで音楽を聞くには、次の2つの工程が必須なものと思い込んでいました。
- 楽曲ファイルを用意する
- ミュージックアプリで楽曲ファイルを取り込む
上の何が嫌かと言いますとやはり2つ目の工程が面倒で、出来ることなら楽曲ファイルを用意したら特定のフォルダに置くだけでミュージックアプリでそのままライブラリに取り組まれてほしいと思っていました。
でもどうせ無理なんだろうなと最近まで決めつけていたのですが、少し調べてみたら2秒で設定出来たので、備忘録としてまとめて置きたいと思います。
ミュージックアプリでフォルダを指定する
「環境設定」→「ファイル」→「ミュージックのメディアフォルダの場所」に任意のフォルダを指定します。
すると各種フォルダが自動生成されます。
例えばFinder上では「”ミュージック”に自動的に追加」という名前で、ターミナル上では「Automatically Add to Music.localized」という名前のフォルダが作成されます。
楽曲ファイルを移動する
ずばりこの自動生成されたフォルダに楽曲ファイルを突っ込んでおけば勝手に認識してくれます。
下記のコマンドを実行すると、~/Downloads/Music/
内のMP3ファイルを全て、~/Downloads/Music/Automatically\ Add\ to\ Music.localized
に移動します。
$ mv ~/Downloads/Music/*.mp3 ~/Downloads/Music/Automatically\ Add\ to\ Music.localized
ミュージックアプリを見てみると「曲」の一覧の中に、先程の楽曲ファイルが追加されている筈です。これは楽ですね。
※もし上手く行かない場合は、ミュージックアプリを再起動してみるといいかもしれません
以上です。
【蛇足】Macの音量について
これは完全に別件なのですが、Macの音量が爆音過ぎると感じたことはないでしょうか。
タッチバーからなら微調整が効くのですが、ファンクションキーによる音量調整は一目盛りが大きい故に、最小にしてもうるさくなってしまうのです。
こちらについても調べてみたら、「shift + option」を押しながら音量のファンクションキーを押すことで、四分の一目盛りずつ増減出来ます。
個人的にはこれでもまだ大きいのですが、大分マシにはなりました。知らなかった方は是非お試し下さい。