はじめに
以前こちらでExpoというフレームワークを使いReactNativeでアンドロイドアプリを作成する方法をまとめました。
しばらく開発を続けているとAndroidStadioのエミュレーターの挙動がおかしくなることがあります。理由は分かりませんが、電源マークからリスタートをしても永遠に動かなくなってしまうのです。
一つ目の対応策としてはExpoのコマンドで再起動を行うことです。expo start
からエミュレーターを起動している場合、インタラクティブなプロンプト画面が起動して、各コマンドを入力することで再起動やOSの選択、ブラウザ起動などが出来ます。
このプロンプトで再起動を実施すると治ることがあります。それでも治らない場合は次の方法を試してみて下さい。
二つ目の対応策はAndroidStadioから操作することです。一度エミュレーターを終了してからAndroidStadioを起動して、「AMD Manager」から「Actions」の「Cold Boot Now」を実行します。これで大抵の場合で改善されます。
これはアンドロイドの電源を落としてから再起動しているようなものなので、ジョブを確実に殺してからリスタートされます。
以上です。
終わりに
エミュレーターが起動してくれないと、コードを変更しても確認することが出来ないので何も始まりません。その割にこの現象は頻発するので面倒でした。
少々場当たり的な解決策ではありますが、一旦メモリを開放してから再び起動することで、エミュレーターが最適化されて復旧したと思ってしまいましょう。深く考えない方が幸せになれることも確かにあるのです。