はじめに
Vimは標準設定のままだとインデントの深さがぱっと見分かりづらいです。最初からとても見やすいデザインになっているVSCodeとは違い、Vimでインデントを分かりやすく表示するには諸々の設定が必要になります。
今回は下図の様なインデント表示させる設定方法をまとめていきます。

設定方法
Indent GuidesというVimプラグインを利用します。Vimプラグインのインストール方法についてはこちらをご確認下さい。
Indent Guidesをインストールしたら.vimrc
に下記のコードを追記して下さい。
let g:indent_guides_enable_on_vim_startup = 1
let g:indent_guides_start_level = 2
let g:indent_guides_guide_size = 1
let g:indent_guides_auto_colors = 0
autocmd VimEnter,Colorscheme * :hi IndentGuidesOdd guibg=grey ctermbg=240
autocmd VimEnter,Colorscheme * :hi IndentGuidesEven guibg=grey ctermbg=240
上記設定の前半部分は順番に、デフォルトでの有効化とインデントマークが付き始める最低の深さ、そしてインデントマークのスペース幅の設定です。
後半部分はインデントマークの色の設定です。indent_guides_auto_colors = 0
でプラグイン提供のカラースキーマを無効化した上で奇数番目と偶数番目の色をそれぞれ設定しています。これは私が元々設定しているカラースキーマと競合してしまうから記述しましたが、必要のある人だけ設定をして下さい。
以上です。
終わりに
本当はindentlineというプラグインの方がインデントマークのデザインがボーダーでVSCodeっぽくて好きなのですが、自分の環境だとエラーが発生してしまい原因を調べるのもissueを投げるのも面倒だったので動いた方を採用してしまいました。他に良いプラグインが見つかるまではこちらを利用しようかと思います。
しかし冷静に考えてみるとインデント表示が分かりやすくなることにメリットがあるのでしょうか。今どのインデント位置にいることを把握出来ると嬉しいとかそれぐらいのような気がします。