GhostTextとは
ブラウザの入力を使い慣れたエディタから入力出来るChromeの拡張機能です。FireFoxにもあります。
VimでGhostTextを使う
ghost-text.vimプラグイン
GhostTextとVimを連携するためのVimプラグインにはghost-text.vimが存在するのですが、Vimによって互換性の有無が違います。
Mac標準のVimの場合はraghur/vim-ghostの方をインストールして下さい。またghost-text.vimプラグインはPython3を使用するのでPython3をインストールするのと、パスを通すのを忘れないようにして下さい。パスが通っていないと下記コマンドの結果のpython3に「-」が付き非有効化されます。
※パスが通っている状態
$ vim --version | grep python
+cmdline_hist +langmap -python +visual
+cmdline_info +libcall +python3 +visualextra
パスを通すコマンドは下記。
$ brew unlink vim && brew link vim
通常上で問題ないと思いますがMacによってpython3が有効化されているVimバージョンが組み込まれている場合とそうでない場合があるようです。その場合brewでインストールし直せば有効化出来ます。
websocketsパッケージ
ghost-text.vimがwebsocketsパッケージを利用するので下記コマンドを実行します。
$ pip install websockets
GhostText拡張機能を使う
Vim側の準備が出来たらGhostTextをChromeにインストールして下さい。
- Vimを開き
:GhostTextStart
を実行 - ブラウザの入力フォームをクリック
- GhostTextを実行する
Vimで入力した文字がブラウザのフォームに入力されていれば成功です。
以前作成したウィンドウサイズを半分にして配置するスクリプトと組み合わせると便利かもしれません。詳しくはこちらをご確認下さい。
終わりに
最近はwasaviというChrome拡張機能を導入してしまい、GhostTextは使わなくなってしまいました。