気づいたらWin10自動更新失敗していた
私の社用端末は、更新プログラムをインストールして常に最新の状態を保っている必要があります。なぜなら非更新の端末は社内ポリシー上月一で更新されるセキュリティパッチを当てられなくなり、その結果社内LANに接続できなくなってしまうからです。
とはいえWin10にはは更新プログラムを自動でインストールする機能が存在しているので、通常これを気にする必要はありませんでした。しかし、以前帰り際に更新プログラムを手動で確認してみたところ、ダウンロード出来る更新プログラムの存在に気が付いてしまいました。放っておいても問題はなかったのですが、先に延ばす意味もないので更新をクリックしてしまったのです。
するとHDDがけたたましい雄叫びを上げながら、大仰に更新プログラムのインストールが始まりました。トイレに行って席に戻っても2%から一向に進む気配を見せないポンコツPCに嫌気がさした私は、ついにシャットダウンを決行しました。
案の定シャットダウンも直ぐに終わりませんでしたが、私にとってはどうでもいいことでノートPCを90度に開いたままロッカーにぶち込んで、そのまま帰ってやりました。
そして翌日どうなったのか
次の日、眠い目をこすりながら出社していつものようにロッカーからPCを持ち出してきてデスクにつき電源ボタンをおすと、恐ろしい光景が目に飛び込んできました。なんとシャットダウンをまだ行っているではありませんか。(残らずに帰っておいて本当に良かった)
まあ、電源が足りなくてスリープにでもなったのではないでしょうか。仕方ないので今度は強制終了しました。
前置きが非常に長くなってしまいましたが、これが更新プログラムがいつまでもインストール出来ない状況を生み出した理由です。
システムの更新中にシャットダウンや強制終了を行ってしまったため、不具合を生じさせてしまったようです。
結局どうしたのかというと、最初普通にトラブルシューティングツールを実施してもデータベースエラーが未解決のままだったので、更新プログラムを再ダウンロードするところからやり直しました。
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver
この後再起動して、再度updateしたらようやく成功しました。