VimでCopilotを使う

Copilotとは

Copilot(コパイロット)とはGithubによって開発された、AIによるコード補完ツールです。VSコードやNeovimでは既に多くの拡張機能が利用出来るようになっています。

自分はMac Vimを使っていてCopilotとの相性はあまり良くないのですが、どうしても使ってみたかったので導入してみました。

今回はVimでCopilotを使う方法をまとめてみました。ちなみにプラグインマネージャーはvim-plugを使っています。

Copilotのwaitlistに登録する

Copilotを利用するに当たり、まずはこちらでCopilotに参加登録します。状況にもよりますが一日程度で登録完了するかと思います。

Copilotプラグインをインストールする

.vimrcに下記を追記して下さい。
※vim-plugの使い方についてはこちらをご確認下さい。

Plug 'github/copilot.vim'

:source .vimrcを実行した後、:PlugInstallを実行するとCopilotプラグインがインストールされます。

Copilotをセットアップする

Copilotプラグインをインストールしたら:Copilot setupを実行します。ブラウザが立ち上がりCopilotの認証ページに遷移します。そこでコマンドラインに表示される認証コードを入力すると設定が完了します。

Copilotの設定が完了しているかどうかは:Copilot statusで確認できます。特にエラーが出ていなければ問題ありません。

Copilotを使う

Mac Vimで使うには:Copilot splitでCopilot用のウィンドウを表示させる必要があるようです。(この当たりの改善に期待)

適当なファイルを開いて:Copilot splitExコマンドを実行して下さい。コードを入力していくとCopilotにリクエストが送信されて、Copilotウィンドウにコードがサジェストされます。その状態でTabを押すと自動補完されます。

以上がCopilotの設定方法・使い方の説明になります。

終わりに

体感の精度だと実用に耐え得るかは微妙なラインでしたが、今後より精度が上がればCopilotはかなり強力なツールになると思います。

AIの進化を目の当たりにしたのと同時に、人間がプログラムを書く時代の終わりが刻々と近づいている気がしました。

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